腸の働きにアロエベラが必須

イオンチャンネルを通過しなければいけない

「イオンチャンネル」を通過可能な大きさに分解されなければいけない

分解されたアミノ酸、ブドウ糖、脂肪酸などはマイナス

イオン化されたミネラルが十分にないといけない

小腸の微絨毛で、アミノ酸やブドウ糖など体が必要とする栄養素が吸収されると述べましたが、栄養吸収細胞内に栄養素が取り入れられるには、微繊毛にある「イオンチャンネル」という特別の出入り口を通過しなければなりません。

このとき栄養素は、140万分の1ミリメートルよりも小さく分解されている必要があります。それ以上大きな物質は吸収されずに、そのまま大腸に送られ、体外に排泄されることになります。

ここでもうひとつ条件があります。それは、分解されたアミノ酸、ブドウ糖、脂肪酸などはマイナスイオンなので、プラスイオンのカルシウム、マグネシウム、カリウム、ナトリウムなどのイオン化されたミネラルと結合しなければならないということです。アミノ酸ナトリウム、ブドウ等カルシウム、脂肪酸カリウムといった形になってはじめて、「イオンチャンネル」を通過することができるのです。

イオン化されたミネラルが十分にないと、たとえ140万分の1ミリメートル以下に小さく分解されたとしても、結局、そのまま大腸に送り出され、体内で栄養素として働くことができないのです。このように、腸の働きにもミネラルなどの微量栄養素の働きがきわめて重要な役割を担っています。

ちなみに、イオン化とは、無機化合物(ミネラルのように炭素を含まない化合物)が水に溶けたときに、その一部が電気的に分離して、プラスまたはマイナスの性質を帯びて存在することをいいます。

こうして消化物はアミノ酸ナトリウムヤプドゥ糖カルシウム、脂肪酸カリウムといったカタチになって、小腸から吸収されて体内に入ると、肝臓などに運ばれ、ここで7体が必要とする物質につくり変えられます。その後、血流に乗って、私たちの体を構成する六〇兆個の細胞に届けられることになります。

こうして消化物はアミノ酸ナトリウムやブドウ糖カルシウム、脂肪酸カリウムといった形になって、小腸から吸収されて体内に入ると、肝臓などに運ばれ、ここで7体が必要とする物質につくり変えられます。その後、血流に乗って、私たちの体を構成する60兆個の細胞に届けられることになります。

ただし、すべて物質が無条件で、細胞の中に入れるかというと、ここにも関門が設けられています。細胞が血液から物質を取り込むときにも、細胞膜にある「イオンチャンネル」を通過するようになっています。

しかも、ここでも「イオンチャンネル」を通過する物質は、細胞の外に存在するイオン化したミネラルと結合した形になっていなければなりません。そうでなければ細胞内に入ることができず、ほとんどが排泄されてしまいます。

細胞内に入ることができず、ほとんどが排泄されてしまいます。ビタミンにしても、イオン化ミネラルと結合することによってはじめて、細胞内に入ることができ、働くことが可能になるのです。ミネラル自体も、細胞の中に入るには、血液や体液に溶け込んでイオン化した状態になっていなければなりません。

要するに、口から入った食べ物の栄養が個々の細胞に届くまでには、いくつかの関門を通過する必要があり、イオン化したミネラルとの結合が必須条件になるのです。この点でも、ミネラルを豊富に含むアロエベラの評価は自ずと高くなります。

  1. イオンチャンネルを通して栄養素は細胞内に入る
  2. イオン化されたミネラルと結合してイオンチャンネルを通過できる
  3. 栄養素があってもイオン化されたミネラルがないと吸収されない
  4. ミネラル豊富なアロエベラが有効

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